アトピーは首のシワになる?ケア方法

アトピーの症状が首に出てしまうと、隠すのが大変な上にちょっとした刺激がかゆみを引き起こしてしまうので非常に厄介です。

しかも、アトピーの症状は首に出やすいので、アトピーの人はほぼ例外なく首のシワに悩んでいるようです。

アトピーは皮膚の炎症なので、素人考えであれこれ自己流のケアをするのはいけないと思いますが、アトピー症状を少しでも軽くするために自分でできることもあるのではないかと思い、調べてみました。

 

なぜ起こる?悩み多きアトピーの原因って?

セラミド不足=潤い不足に直結

一度できてしまった首のシワは治りづらい。これまで散々書いてきたことですが、これがアトピーの人の場合だとさらに治りづらいと考えたほうが良いでしょう。

シワができている首にはコラーゲンが不足しているのはもちろん、肌に水分を保持するセラミドが不足しています。

「セラミドって聞いたことはあるけど一体何?」という方も中にはいるかもしれませんが、そこそこ美容に関心のある人なら、セラミドが美肌を保つ上で欠かせない成分の一つであることはご存知かと思います。

セラミドは、真皮に存在するコラーゲンやヒアルロン酸と違い、表皮の一番上の層である角質層に存在する細胞間脂質の一種です。

細胞間脂質、というからには細胞と細胞の隙間をピタッと埋めて、お肌の水分を蓄えるとともに、外部刺激をシャットアウトしてくれるんです。

それじゃ、セラミドが不足したら一体どうなってしまうかというと…そう考えると怖い気がしますが、アトピーの人のお肌は、まさにそういう状態が起こっていると言えます。

ただでさえお肌の水分が蒸発しまくって乾燥しているのに加えて、紫外線や摩擦などの外部刺激により炎症が発生。それが悪化すると皮膚のバリア機能が失われて行き、ダメージは真皮にまで及んでしまうという負のスパイラルに突入してしまうわけです。

アトピーの人は全員セラミドが不足している、と言っても過言ではありません。

これは遺伝子レベルの話だそうで、体質的にセラミドを生成する力が弱いのだそうです。

それでは足りないセラミドを補うにはどうすれば良いのでしょう?

コラーゲンやヒアルロン酸等の真皮に存在するものは経口摂取したほうが効果を実感しやすいんですが、注目すべきはセラミドが、真皮ではなく表皮に多く存在するということです。

つまりセラミド含有の化粧品などで外的なケアをしたほうが、効果が見えやすいと言えます。その上でサポート的にサプリメントやドリンクなどを利用すると良いかもしれません。

 

アトピーの人は食生活を見直してみよう

アトピーでない人でも、甘いものは肌にはあまり良くないとされています。その理由は、摂取した糖質を代謝するために大量のビタミンB群が必要となるからです。ビタミンB群は皮膚や粘膜の再生に必要な栄養素。これが減ることが肌にいいわけないっていうのは当然すぎる理屈ですよね。

しかも、さらに悪いことに糖分を取りすぎると、ステロイドホルモンを分泌する「副腎」を酷使することになり、アトピーの悪化につながるというわけです。

糖分と並んでアトピーに良くないのは動物性食品です。

代表的なものといえばスイーツと肉料理ですが、どちらも現代人が好む人気グルメですよね。好きなものを思いっきり食べられないのは辛いでしょうが、アトピーを治したいならほどほどにしておいた方が無難です。

しかもこれらのアトピーに良くないものを食べた時、症状として一番表れやすいのは首なのです。なぜなら首には毒素がたまりやすいため、食欲に負けて食べてしまうと、そのぶん首のアトピーは治りにくくなってしまうのです。

それと、当然刺激物やアルコールは控えたほうが良いでしょう。

逆に、積極的に取ると良いと言われているのが乳酸菌、というわけでヨーグルトはたくさん食べたほうが良いのではないでしょうか。胃腸が健康になるとアレルギー症状全般に良いと言われていますしね。

やはり健康的な食生活がアトピー改善には欠かせないようです。

 

バスタイムに潜む落とし穴にご用心

せっかく食生活に気を使って、首の皮膚を刺激しないように服装にも気を使って、等の努力をしていても、お風呂で体を洗う時にアルカリ性の石鹸やボディソープを使っていたのでは、皮膚への刺激が強すぎて、ますます肌荒れをひどくしてしまいます。

体を洗うボディソープや石鹸はなるべく皮膚のph値に近い弱酸性のものを選ぶようにしましょう。

もちろん洗う時は手で優しく洗ってください。ボディブラシやナイロンタオルでゴシゴシなんてもってのほかです。

 

まとめ 掻かないことが改善への近道

アトピーが発生する原因は、皮膚の乾燥とバリア機能の低下です。

健康な肌であれば、皮膚のバリア機能が働いて、水分を保持しているのですが、アトピーの人の場合、乾燥によるかゆみから皮膚をかきむしってしまい、その結果バリア機能が著しく低下してしまいます。

かきむしることにより肌を傷つけてしまい、角質層に隙間ができ、水分が蒸発してしまいます。

そうするとさらにかゆみはひどくなり、かきむしって炎症が悪化してしまうという悪循環に陥ってしまいます。

前述したように、アトピーの症状は、体の中でも特に首に出やすいです。

ですから、炎症がひどくなるとシワや色素沈着がかなり進んだ状態になるため、洋服などで隠してしまいたいと思ってしまうと思いますが、首にはなるバク刺激を与えない方が良いので、なるべくかゆみが出ないことを優先した方が良いと思います。

裏を返せば、掻きむしらなければアトピーは改善の方向に向かっていくのです。

かゆみを我慢するのは辛いですし、無意識のうちにかいてしまうのはどうしても避けられないことではありますが、それでも意識してかゆみの原因となるものを避けていくことによって、少しでも症状を軽くするような習慣に切り替えて行ったほうが、良くなるのは早いのではないかと思います。

辛いアトピーに悩まされているあなた、アトピーでボロボロになってしまった首を見てため息をついているあなたが笑顔を取り戻すことを願ってやみません。